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F1初大会1年後に控え準備順調

Writer 全羅南道 Posted at 2009-11-18
F1初大会1年先に控え準備順調【F1大会準備企画団】286-3040
-組織委、交通・宿泊対策などに総力…韓国モータースポーツの新たな幕開けに期待-

世界トップのモータースポーツイベント、2010フォーミュラ・ワン(formula1)コリアグランプリの初開催が、1年後に迫った。
韓国モータースポーツ史にとって記念碑的分岐点となるコリアグランプリは、全羅南道霊岩にあるコリアインターナショナルサーキット(仮称)で、2010年10月15日から17日にわたる3日間の日程で行われる。現在までの推進状況と開催意義、今後1年間の推進課題を探る。
◇モータースポーツ復興の転機
2010年に韓国で開かれるスポーツ行事のうち断然最大規模であることから、国内モータースポーツ産業が大きく復興する転機になるとみられる。また、全世界に韓国自動車産業の規模と競争力を見せ付けられるチャンスだという点で、無形の経済効果も大きいと期待される。
オリンピック、ワールドカップを開催したのに続き、来年開催のコリアグランプリを誘致することで、世界3大スポーツイベントをすべて執り行うスポーツ強国のイメージを確固たるものにする一方、フォーミュラ・ワンのカレンダーに大韓民国の名を載せることで、スポーツ強国として世界にアピールするようになった。
◇国レベルの支援基盤づくり
さる9月に韓国最初の自動車レース大会関連法律「フォーミュラ・ワン国際自動車競走大会支援法」が制定され、国レベルの支援基盤ができた。金炯旿(キム・ヒョンオ)国会議長と柳仁村(ユ・インチョン)文化体育観光部長官がF1サーキットの建設現場を訪れ、国費支援と国レベルの関心・協力を確認して激励した。
金融圏もF1サーキットの建設に必要な1千980億ウォン規模の民間プロジェクトファイナンスに参加し、コリアグランプリに対する期待感が高まった。F1サーキットは来年7月の完工を目標に、現在53%の工程を終えており、順調に建設されている。
◇アジアツアーのフィナーレを飾る
2010年シーズン後半の第17ラウンドとして開催されることから、シーズンチャンピオンが韓国で決まる可能性も高い。このため、五回にわたって開かれるアジアツアーのフィナーレを飾ることになり、F1ファンにとって最高に盛り上がる大会になると期待を集めている。
また、今世紀最大規模である14チーム28人の参加が暫定確定しており、これまで以上に豊富な見どころと熾烈な接戦が予想される。2010年F1に新たに参加するチームはマノー、カンポス、US F1、ロータス。
◇組織委員会の設置
F1支援法に基づき、今年中に国および地方の100人余りからなる組織委員会を設置する予定。
組織委員会は今後、政府支援の確保、インフラの構築、公共サービスおよび民間支援の組織化、地域広報および観光客の誘致、大会の総括および機能調整などの役割を果たしていく。
◇交通・宿泊対策
F1大会期間中、14万人余りがバス、乗用車、航空機、鉄道、船舶などを利用して全羅南道を訪れると予想されるため、様々な交通対策を講じることにした。
栄山江河口堰道路に交通規制所を設けるとともにバス専用レーン・可変一方通行制を導入し、宿泊地・空港・鉄道駅・バスターミナルなど主な拠点地域でシャトルバスを運行するほか、務安空港および光州空港に臨時チャーター便を就航させ、国内外の航空会社が増便することなどについて、関係機関と協議中である。
宿泊施設は6万5千余りの客室が必要と推定されることから、サーキットを中心に3つのエリアに分けてモーテルや韓屋村などの収容可能な宿泊施設を活用し、外国人への朝食提供・通訳可能者の配置なども行う方針。
◇大会運営人材の養成
大会を円滑に進めるため、運営スタッフの養成や海外運営専門家の招待、医療機関の運営などについて自動車競走協会(KARA)と協議し、必要な人材を養成する計画である。
また、観覧客の便宜を図るべく、会場周辺に1千140人余りのボランティアを配置する計画。
◇大会ブームづくり
全羅南道は上記のほか、来年の大会開催日まで全国的な広報を持続的に展開し、大会期間中にも多様なメガイベントを開くことで、F1コリアグランプリへの国民的関心を高めていく計画である。
国内外のモータースポーツ大会および自動車産業を誘致し、国民のレジャースポーツ施設として活用するなど、年間200日以上F1サーキットを活用する方法も策定する計画。
1千700億ウォン規模の自動車チューニング部品団地の造成、完成車および部品製造会社の自動車 性能試験用トラックとしての活用、レーシングチームのファクトリー、研究・デザインセンターの誘致など、F1サーキット近隣を国内自動車産業クラスターとして造成する計画。
ユン・ジンボ全羅南道F1大会準備企画団長は「道始まって以来最大の行事なだけに、F1大会の運営や交通・宿泊対策に万全を期し、最大の成功を収める」と明らかにした。