地理
全羅南道は、
北東アジア大韓民国の南西部に位置しています。海を越えた西側では中国と、南東では日本と向い合う北東アジアの中心で、ユーラシア大陸の起点であり、太平洋へ進出する際の玄関口でもあります。
全羅南道を流れる河川は、南西部と西北部に広大な平野を形成して肥沃な土地を作り出し、木浦湾へ流れ出る栄山川、全羅北道を起点とし全羅南道・全羅北道の東部山岳地帯を流れる蟾津江、長興郡と康津郡を流れる耽津江の3つに分かれ、栄山川流域の羅州平野は、全羅北道の湖南平野と共に韓国屈指の穀倉地帯を形成しています。
経度と緯度の極点
道庁所在地 | 経度と緯度の極点 | 延長距離(㎞) | |||
---|---|---|---|---|---|
端 | 地名 | 極点 | |||
東経 | 北緯 | ||||
全羅南道 務安郡 三郷面 五龍ギルオリョンギル 1 | 東端 | 麗水市 南面 鳶島里 鵲島 | 127°54‘ 28.8“ | 34°24‘ 47.0“ | 東西間 極点間 : 262.8陸地部 : 145.3南北間 極点間 : 175.9陸地部 : 136.4 |
西端 | 新安郡 黒山面 可居島里 | 125°05‘ 00“ | 34°06‘ 45“ | ||
南端 | 莞島郡 所安面 長水里 | 126°38‘ 28.0“ | 33°54‘ 57.5“ | ||
北端 | 長城郡 北下面 新城里 | 126°49‘ 12.5“ | 35°29‘ 00.0“ |
位置
- 朝鮮半島の南西部に位置
- 東側は、小白山脈の高い峰が慶尙南道との境界
- 西側は、盧嶺山脈の丘陵性の低山地が全羅北道との境界
地形的特色
- 東高西低で北高南低の地形
- 東側が北側に比べ高山性
- 南西海岸はリアス式海岸
- 2,165の島嶼があり、韓国の島嶼の65%を占める [資料 : 海洋港湾課(2017年現在)]